日進市の美容院ファンビリのカット技術(スライドカット編)
みなさんこんにちは!いつも日進市の美容院ファンビリのブログをご覧いただきありがとうございます。
みなさんは美容院へ行かれた際に『髪をすいてください』とカットを注文をして失敗した経験はありませんか?
- 髪の量(ボリューム)を減らしてほしくて髪をすいてもらったけれど、毛先がスカスカになってしまった。
- すいた毛先がはねるし、セットしづらくなった。
このような失敗をされた方は案外多いのではないでしょうか。ではなぜそのような仕上がりになってしまうのか。どうしたらそのような失敗を防ぐことができるのか。本日はそんな疑問を解決していきますね。
1. すきばさみ(セニングシザー)とは
まず上記のような失敗の原因の一つに、【すきバサミ(セニングシザー)】の使い方があります。
↑すきばさみを実際にご覧になったことがある方は多いと思いますが、すきばさみとは動く刃の部分がクシの様になっているハサミです。髪をギザギザにカットするので、簡単に毛量を調節することができるのです。そして髪をすく際には、このセニングシザーを使う美容師さんはとても多いです。
2. すきばさみ(セニングシザー)の特徴
すきバサミは、ハサミを入れた部分から毛先にかけて、一定の”スキ率”で毛量が均等に減る仕組みになっています。従って、すきバサミの使い方によっては、使えば使うほど『毛先がスカスカになっていく』『アホ毛が目立つ』『伸びてくると髪が膨らむ』ということが起こってしまうのです。
3. スライドカットとは
ファンビリでは上記のような、毛先がスカスカな仕上がりにならないように、すきバサミ(セニングシザー)を使用せず、施術には基本的に『ハサミ(シザー)』のみを使い、スライドカットという技法で毛量を調節しています。
スライドカットとは、シザーを使って髪を斜めに削ぐように毛量を調節する技法です。スライドカットの良い点は、毛量は減っても、毛先がスカスカにならず、毛束感のあるまとまった仕上がりにできるところです。
4. 最後に
ファンビリの中では、すきバサミを使わない施術は当たり前のように行っているのですが、初めてファンビリでカットをされるお客様は、私たちの想像以上にこのカット技術に感動して下さる方が多いです。
また、美容師のカット方法には、実は華道や茶道のように『流派』があるのですが、ファンビリでは特定の流派にとらわれず、様々なカット技術を効果的に取り入れたオリジナルのカット方法で施術しています。
- 「軽くしてください」と伝えると毛先がスカスカな仕上がりになるし、なんだかデザインが古い。
- 毛先がはねてまとまりがない。
- 重めのスタイルがいいけど、毛量は減らしたい。
そんな方は、是非ファンビリのカットを体験してみてくださいね♪